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秘☆め☆ご☆と♪

第4章 秘めごと ②

「……一つ約束して。私がこれから話す『悩み』を聞いても、これからも友達でいてくれる?軽蔑しない?」




「珍しいわね、琴子がそこまで思い詰めるほど悩むなんて……むしろ興味があるわね」




ふふ、と上品に笑う百合を見て、私は覚悟を決めた。





「いいわ、約束するわ。私たちこれからもずっと友達よ。もちろん姫芽ちゃんもね。だから……話してちょうだい?」





柔らかい表情をして微笑む百合を見て、私は確信した。





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