テキストサイズ

秘☆め☆ご☆と♪

第4章 秘めごと ②

この人なら理解してくれる。


打ち明けても大丈夫。



そう確信した私は。



一度深呼吸をして、ゆっくりと話し出す。



「実は私ね……好きな人が出来たの……」



「まあ!琴子の恋バナが聞けるなんて、期待出来そうね」


勝手に舞い上がってる百合を無視して、私は話を続けた。





「それでね、私の重大な悩みというのは……その、好きになった相手であって…今困ってるの」



「困ってるって……どういうこと?」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ