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○○恋

第1章 第一章 社長様は…

「zzzzz」




この、口を広げた間抜けな顔で
ソファーに寝ている金髪の男


この人は一応最近株価の上昇が著しい
会社の社長だ



静奈「社長起きてください!!」



「……」







自分が呼んでおいてっ!!



静奈「もうっ、用がないなら失礼しますからね!」



まだ、仕事は残っているし、
社長も起きないので私は
仕事に戻ろうとした瞬間


ギュッ


「待って」って私の腕を掴んで
いつの間にか起きている社長。

頭にはすごい暴れてる寝癖をつけたまんまだけど…(笑)


智「なんで行っちゃうの?
まだ、終わってないでしょ?」



静奈「終わるも何も始まる前に社長が寝てたからじゃないですか!!


しかも、起こしても起きなかったですし…」




智「だって…眠いんだもん(笑)



もんっていい歳した社長が言うか!!


静奈「で、要件んて何ですか?」



智「それはねぇ……
まっ、話長くなるから
そこ座りなよ」

私は、そう言って社長が指さした
向かいの一人がけのソファーに腰をおろした

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