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未知夢

第10章 身心

 繁はベンチから立つと脱力感なのか、フラフラとよろける。


「体、ガクガクじゃねぇか……なんだってんだ?」


 辺りを見渡すと、所々見覚えのある町が見える。


 ここは、2025年の現在。


 繁は幻覚から解けた。


「なんだよ……なんだよ……」


 繁はそのまま、自分のアパートに戻って行った。








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