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未知夢

第17章 終焉

「はい、わかりました。またお電話いたします……えっと、お茶は出ませんよ」


 聞いてたんだな。


「じゃあ、ちょっとここに座って……あんた、本当にやったのか?」


「やってなきゃ来ませんよ」


「やってても来ない者が多いんだがな……じゃあ、調書とらせてもらいます」


「あ、シュークリームと生しらすを一度に食べれます」


「そのちょうしょじゃない。名前は……」


「……」


「名前はなんて言うんだ?」


 白鳥沢と言おうとした。だが、あの名前は辞めた方がいいな。


 同じだと芸が無い。俺はこの世界の人間じゃないんだ。なんて名乗ろうか……。


「聞いてるのかなぁ? おたく、名前はなんて言うんだ?」


 私の名前は……









「昭玄武だ」









    END













「昭玄武ね、生年月日は?」


「もう終わりだよ!!」



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