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秘書の仕事は、基本的には上司の予定によって変化する。

始業開始１時間前に出社し、上司の部屋と自分達の秘書室の掃除を行ない、新聞の記事のスクラップをし、メールとその日の段取りを確認する。

メールの内容によっては、急を要するものであれば、スケジュールを調整し組み込む段取りを決める事もある。

担当の上司が出社して来たら、好みの飲み物を淹れ、それを上司が飲んでいる間にその日のスケジュールを伝える。

来客や会議の予定があれば、その準備を行い、提供する資料の最終確認を行う。

上司の外出時に付き添う事もあるが、大抵は社内で上司の留守中にかかってくる電話の対応やメールでの対応、郵便物の処理、そして関連部署への伝達等の事務処理を行う事が多い。

その他、出張の予定が入っていれば、チケットやホテル手配、出張の際に必要な書類の作成、出張中のスケジュールの作成等も行う。

慶弔事が入ってくれば、その対応も秘書の仕事だ。

そんな事をしていると一日が過ぎるのはあっと言う間だ。

秘書は上司が帰宅するまでは、帰る事は出来ない。何かあれば直ぐに対応をする必要があるからである。

上司が帰宅の為に退社後、残務処理や翌朝の準備をしてから自分達も帰宅するのだ。

勿論、上司の接待に付いて行く事もある。

秘書の仕事は拘束時間が結構長い。