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短編集:禁断

第8章 女教師とH

考えながら俺はゴムを外す。


中には白いアレ。
しばってティッシュで包んでゴミ箱に捨てる。


「聡、ねえ、私たちって……付き合ってるんだよね?」
「え?いきなりどうしたの」


セックスの後、抱きついてくるのとか、この手の質問とか、マジめんどくせえ。


俺はいつもと同じ笑顔で交わす。


「だって、聡、いつもHばっかりだから心配になっちゃって。それに……色々噂あるし」
「心配すんなよ。噂と俺とどっち信じるの」
「それは……聡だよっ、当たり前でしょ」
「好きだよ」
「聡、大好きぃ」


抱きしめてやると、女は満足そうに帰っていく。







こんな女はいっぱいいる。
後輩とか先輩にも……。
1回だけの女もいれば、付き合ってると思い込んでる女も。







最近飽きてきたんだよね。
たまには……
うーん……





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