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短編集:禁断

第8章 女教師とH

放課後







俺は水野葉月の待つ生徒指導室に向かう。





「せんせー、遅くなってごめんねー♪」
「工藤君、ごめんねじゃないわよ、本当に単位が足りないんだからね」
「うん、ごめんなさい、先生」


俺は先生をじっと見つめる。


「本当に反省してる?」
「反省してます、先生。こんなきれいな先生の授業出なかったなんてマジもったいなかったし」
「……は?何言ってるの」
「本当だよ、俺……」
「な、なに……」
「先生のこと……好きになっちゃいそう」
「……ふ、ふざけないで」


先生の視線が泳ぐ。


「ふざけてないよ。ねえ、先生、俺に……Hな補習してほしいな♪」


にっこり笑うと、先生が顔を赤くする。


もしかして、イケちゃう?
これ、ヤれるんじゃない?


「工藤君っ、何言ってるの!」
「ね、先生。先生が悪いんだよ?俺を誘惑するから」


徐々に距離を縮める。


壁に先生を追い詰めながら……


「先生……」


キス。


「……っ、工藤君っ」


先生は俺の身体を押そうとするけど、俺は先生の口内に舌を入れる。


「……っ、んんっ」


先生の力が弱くなっていく。

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