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短編集:禁断

第9章 彼女交換

日曜日





俺と麻里は塔矢の1人暮らしの部屋を訪れる。


「来たぞ、塔矢」
「塔矢くんの家はじめて。おじゃましまーす」


麻里が歩くと胸が揺れる。
肩が開いた服に、ショートパンツの麻里。
谷間も見えている。
塔矢はチラっと見ると、笑顔で迎え入れる。


「いらっしゃ〜い、麻里ちゃん、私服かわいいね」






部屋には、塔矢の彼女の里緒ちゃんがローテーブルの前にちょこんと座っている。
いかにもか弱そうなふわふわした女の子だ。
ふわりと広がるワンピースを着ている。


……かわいい。
大抵の男は1度は自分のモノにしたくなるだろう。
なんていうか、男を誘うような何かをもってる。
美人系で巨乳の麻里もいいけど、こういうかわいらしい子も、イイ。
ヤってみたい……って、塔矢の彼女だぞ。
マンネリ解消で遊ぶって言ったって、里緒ちゃんとできるのはせいぜいキスくらいだろ。


「こんにちはぁ、秀基くん、麻里ちゃん、久しぶりだね」


里緒ちゃんだけがクラスが違う。


「ま、適当に座ってくれよ」



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