拝啓、ムコ殿!【ARS・O】
第16章 初詣
智「俺さ、結婚するとき約束したんだよ。奥さんのこと守るって。だから、協力してくんないかな?」
女の子はようやく落ち着いてきた様子で、さとぴの話が耳に入ったようだ。
「えー、でも…。」
写真を消すことは渋っているようだ。
智「頼むよ、家族が写ってるのだけでいいからさ。」
さとぴは深くかぶっていたキャップを少し上げた。
智「俺さ、奥さんが大事なんだよ。」
「……、わかったよ。」
女の子はしぶしぶ写真を消した。
さとぴはスマホを覗きこんでそれを確認した。
その様子を見ていたもうひとりの女の子も、写真を消した。
さとぴはそれも覗きこんで確認した。
智「あんがと、ほんとごめんね。」
智はあらためて女の子たちと両手で握手をした。
智「これからも応援してね。」
そう言って、女の子たちと別れた。
女の子はようやく落ち着いてきた様子で、さとぴの話が耳に入ったようだ。
「えー、でも…。」
写真を消すことは渋っているようだ。
智「頼むよ、家族が写ってるのだけでいいからさ。」
さとぴは深くかぶっていたキャップを少し上げた。
智「俺さ、奥さんが大事なんだよ。」
「……、わかったよ。」
女の子はしぶしぶ写真を消した。
さとぴはスマホを覗きこんでそれを確認した。
その様子を見ていたもうひとりの女の子も、写真を消した。
さとぴはそれも覗きこんで確認した。
智「あんがと、ほんとごめんね。」
智はあらためて女の子たちと両手で握手をした。
智「これからも応援してね。」
そう言って、女の子たちと別れた。