テキストサイズ

拝啓、ムコ殿!【ARS・O】

第14章 金曜日の電話3

父「嵐出るのか。」

お父さんがビール片手に居間に入ってきた。

母「出るわよ。」

番組が始まった。
出演者たちが、次々と登場する。

嵐が出てきた。
メンバー5人が軽やかに階段をかけ降りる。

父「嵐だな。」

母「やっと覚えたのね。」

父「前からわかってるさ。」

お父さんは自慢気に私に向かって親指を立てて見せた。

無性にイラッと来た。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ