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「そうかな？」

くくっと笑いながら、ゆっくりと抜き差しを繰り返した。

「やっ!!あっ!!」

「アンタのイイトコロ、ちゃんと当たってるでしょ!?」

「はっ…!!ひゃぁ！」

悔しいけど、倉田くんが動く度に、体が跳ねるのを抑えられない。

気持ち…いい…！

「ちゃんとポイント押さえられるくらい、アンタの好きな場所わかってんだけど？」

腰を浮かせぎみにして打ち付けてくるから、私の弱い部分に当たって…

「あ、そこ、ダメ!!ダメぇ!!」

イキそうになって、全身に力を込めた。

「ダメって…こんなにも俺に絡み付いて、なついちゃってるのに？」

含み笑いを浮かべて、太ももを撫で上げられて…

その手つきに、ゾクリとした。

「くふぅん!!」

「いい反応。本当、可愛い」

満足げに私を見る瞳に、目が潤んでしまう。

「泣くほど気持ちいい？」

「違っ…」

涙のたまった目で見た倉田くんが、ぐらりと揺れた。

「セフレにならないって言ったのに…!!」