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sugar-holic

第32章 分からせてやるから

好き、って言葉がこんなにも虚しいなんて知らなかった。

何も考えないように、眉を寄せて目を閉じていると、カチャカチャと金属音が聞こえた。

え!?

慌てて倉田くんを見返すと、ベルトに手をかけていて…

「何する気…?」

「この状況で訊きます?」

「え…ちょっと、待って!!」

私の制止も聞き入れず、ズボンと下着をずらすと、私の膣内に挿入ってきた!!

「は…うっ…!!」

突然の圧迫感に、下腹部に力が入る。

反射的に柵を握りしめると

「いきなり入れられるの、好き?」

信じられない言葉を投げ掛けられた。

「そ…んな…っ!!」

反論しようにも、倉田くんが侵入を止めてくれなくて。

むしろ、ゆっくりと沈めてきて。

変な刺激が沸き上がってくる。

「否定するの?そのわりにすんなり入ったけど」

楽しそうに、嬉しそうにそんな報告しないでよ!!

「俺のに馴染んできた?」

「馴染むほど…してない!!」

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