sugar-holic
第5章 気に入ったよ
歩いて帰れると言ったのに、
「信用できないから部屋まで送ります」
と言われてしまい…。
「水とビールとコーヒーだったら、どれがいい?」
「じゃあ、ビールで。あ、缶のままでいいです」
そのまま帰すのも悪い気がして、お茶がわりにビールでもてなした。
「それにしても、ほんとに調理師免許持ってんですか?」
「本当だよ。何で?」
「この台所と、冷蔵庫の中を見たら…とても信じられない」
うーん…。
台所用品はまだ買ってきてないし。
だから冷蔵庫の中も、食材はほとんど無い。
入ってるのは、水とビールとヨーグルトだけ。
「俺の方がよっぽど料理してる感じですよ」
「へぇ、料理するの?」
「簡単なものなら」
イケメンで、料理も出来るのか。
そりゃモテるだろうなぁ。
倉田くんはソファーに座り、部屋を見て
「カーテン、つけたんですね」
「あ、うん」
この前、倉田くんが買い物についてきた時に買ったものだ。
「やっと女の部屋らしくなりましたね」
「やっとって」
そんなに酷かったかなぁ?
苦笑いを浮かべていると、予想外の言葉が耳に突き刺さった。
「ツヨシさんはそういう事言わないんですか?」
「信用できないから部屋まで送ります」
と言われてしまい…。
「水とビールとコーヒーだったら、どれがいい?」
「じゃあ、ビールで。あ、缶のままでいいです」
そのまま帰すのも悪い気がして、お茶がわりにビールでもてなした。
「それにしても、ほんとに調理師免許持ってんですか?」
「本当だよ。何で?」
「この台所と、冷蔵庫の中を見たら…とても信じられない」
うーん…。
台所用品はまだ買ってきてないし。
だから冷蔵庫の中も、食材はほとんど無い。
入ってるのは、水とビールとヨーグルトだけ。
「俺の方がよっぽど料理してる感じですよ」
「へぇ、料理するの?」
「簡単なものなら」
イケメンで、料理も出来るのか。
そりゃモテるだろうなぁ。
倉田くんはソファーに座り、部屋を見て
「カーテン、つけたんですね」
「あ、うん」
この前、倉田くんが買い物についてきた時に買ったものだ。
「やっと女の部屋らしくなりましたね」
「やっとって」
そんなに酷かったかなぁ?
苦笑いを浮かべていると、予想外の言葉が耳に突き刺さった。
「ツヨシさんはそういう事言わないんですか?」