テキストサイズ

アクセサリー

第2章 最強タッグ

そうちゃんのヘアメイクといっても眉毛を整えて、
髪の毛をセットするだけで終わりだ。

私はドレスを来て全身鏡で隅々まで確認していると
背中ががっつりあいている事に気付いた。

「ねぇちょっと!!久しぶりの再開なのにこんな背中があいてる服は困るよ。気合いが入ってるみたい」


「そう?あたいはいいと思うわよ。」

妖精の感覚は私には分からない。

「あきらちゃんはどう思う?」

「いいんじゃない?だって23時から仕事でしょ?」

「まぁそうだけど、2年ぶりにあってこれって…相当変わってるって思われるの恥ずかしいよ!」

「あんた綺麗だからいいのよ。綺麗なんだから見せびらかして世の中の目の保養になりなさいよ」

あきらちゃんまで…

「まっ私が綺麗なのは事実だもんね。世の中の為に目の保養になるわ」

そういってまた全身鏡で私は自分をチェックした。

「はい、これ靴。」
そうちゃんがシルバーのグリッターで輝いている
パンプスを私に差し出した。

「シンデレラシューズみたい…』
私は輝く靴に足を入れた。

わくわくした。心の高鳴りが止まらなかった。


「はいバック」
今度はそうちゃんは携帯しか入らなそうな
小さなクラッチバックを渡してきた。

「これ全部ジミーチューの新作よ」

「きゃぁ』

もうさいっこう!

私はそうちゃんに抱きついた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ