
アクセサリー
第5章 再開2
総ちゃんがそっと私の頭を撫でた。
「ほら、綺麗な顔が台無しよ。23時のシンデレラさん。
メイク道具もってきたからここでお化粧直しましょう」
「うっうっうぅ。シンデレラってちょっと笑わせたいのか泣かせたいのかよく分からないよ」
「あら、あんた言い返せる元気があるのね。その不細工な、泣き顔を早く止めなさいよ。」
「うっ…」
中野さんが私の頬に手を添えた瞬間が頭の中でフラッシュバックした。
「ちょっとあんた、なに顔赤くさせてんの。やーらーしー」
そういいながら総ちゃんはパフを右手にもち
私の顔をくいっと上げて化粧直しを始めた。
泣いて滲んでいたアイラインと
ぽろっと、とれかかっていたマスカラを綺麗に直してもらった。
総ちゃんは無言のまま、私のあごをくいっと上げて
今度は筆で唇に色を乗せていった。
「はい、完成!」
鏡でみた私の顔は、自分でもびっくりする位
綺麗に整えられていた。
「ほら、綺麗な顔が台無しよ。23時のシンデレラさん。
メイク道具もってきたからここでお化粧直しましょう」
「うっうっうぅ。シンデレラってちょっと笑わせたいのか泣かせたいのかよく分からないよ」
「あら、あんた言い返せる元気があるのね。その不細工な、泣き顔を早く止めなさいよ。」
「うっ…」
中野さんが私の頬に手を添えた瞬間が頭の中でフラッシュバックした。
「ちょっとあんた、なに顔赤くさせてんの。やーらーしー」
そういいながら総ちゃんはパフを右手にもち
私の顔をくいっと上げて化粧直しを始めた。
泣いて滲んでいたアイラインと
ぽろっと、とれかかっていたマスカラを綺麗に直してもらった。
総ちゃんは無言のまま、私のあごをくいっと上げて
今度は筆で唇に色を乗せていった。
「はい、完成!」
鏡でみた私の顔は、自分でもびっくりする位
綺麗に整えられていた。
