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歌に載せて

第7章 Cry for you


智side


コンコン


智「はい」



潤「失礼します。お義兄さん」



智「なんだ、潤くんか

どうしたの?こんな夜遅くに」


潤「ちょっとわかんないところがあって…」


智に「そっか
頼りないけど僕でよかったら答えるよ。
それで、どうしたの?」


潤「これなんですけど……」


……


智「ここがこうなって…」

潤「ああ、そういうことか!
わかりました」


智「潤くんも高校生なんだもんね」


潤「そりゃそうですよ。17なんですから


お兄さんだってまだ21じゃないですか」



智「そうなんだよねー


そこで、さあ
提案なんだけどその敬語やめない?

俺、お兄さんってキャラじゃないし」


潤「えー。でもお兄さんって呼ぶのは許してね。


お兄ちゃんできるの楽しみにしてたんだから」



智「うん」



この時の俺は潤の事を
自分を慕ってくれているただの可愛い弟のようにしか思っていなかったんだ



もう、カラダはオトコなのに

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