テキストサイズ

君は少しも悪くない。たぶん

第6章 One Step


朝から俺の家に居座っているのは、俺の彼氏。

後輩の、加藤シゲアキだ。

一緒に釣り番組を見ていた時だった。
今日は、久しぶりに外食しようと、シゲに誘われた。
「良いけど…」
「マジで?」

シゲは、2人でいる時はタメ口で喋ってくる。

「でもさ、ちょっとメンバーとも喋りたいことあんだよね」
「あ、そうなの…じゃあ、俺は、どうしよ?」

「シゲが良いなら、居てよ。…シゲいた方が、話せるような、気がするし。」

「じゃあ、俺もいるね。
…で、誰呼ぶんですか?」
「ニノと松潤。」

「へぇ〜二宮くんとはあんま話したことないんだよな〜」
「松潤とは共演してたもんな。」

「うん。あ、店俺決めて良い?」
「いいよ。俺そういうのわかんねぇし」
「最近、魚ばっかり食べてたから今日は焼肉にする。」

と、言うわけで俺はニノと松潤に連絡した。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ