
君は少しも悪くない。たぶん
第7章 IROあせない、想い
そもそも、翔ちゃんを好きになったのは
いつだったっけ…
気づいたら好きになってた。
ジャニーズに入って
他の人よりは結構早くデビューした。
気づいたら、翔ちゃんが居た
入院したときも
忙しい中お見舞い来てくれたし
そう、気づいたら好きになっちゃってた
翔ちゃんも、俺をメンバーとして面倒を見てくれた
でもその眼差しは、
“親戚の叔父さんが甥を見る目”
要するに、“好き”ってわけでもないし
“親子”みたいに親密でもない。
ある程度距離のある、
憧れの人だった。
