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彼氏いない歴20年、妊娠3か月。

第7章 真実

「相手は松永さんだったんでしょう?」


「うん、ごめんね、それは俺だったよ」


「なんで今になって連絡してきたんですか?」


「それは・・・あ、俺今昼休み中だから、ハイビル前に来てくれたら助かるな」


「・・・分かりました、15分くらいで着くと思います。」


私は怒りと、人と話せたという安心感を感じながら自転車にまたがった。

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