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彼氏いない歴20年、妊娠3か月。

第8章 私たちの行方

「ねぇ、聞かせてくれないかな?万里ちゃんの今を」


「えっ・・・?」


松永さんは、そっと私のお腹に手をやった。


その瞬間、一瞬止まっていた涙がもう1回溢れて頬を伝った。

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