
先生…お願い。早く治して・・・
第79章 石川先生の魅惑の色仕掛け…そしてお仕置き
先生は決して治療した左胸には触れてこず、
健全な右側胸だけを必要に責める
『んっ、せ、せんせぇ…』
「ん?」
『…今日の…せ、せんせぇ、いつもと違う…』
「そお?…ん〜、誰かさんのせいで、寝不足だから、まだ寝ぼけてるのかな?」
フフッと笑い見つめられた
『……。』
「先生、学会に出張する時、約束したよね?痛くなったら高梨先生にちゃんと診てもらうこと、って。でも検査すら拒否したって言われたから、先生急いで夜中に帰って来たのに、昨日の朝は先生の治療もヤダって拒否して…。お陰で完全寝不足だよッ」
『ご、ごめんなさい…。』
それしか言えない…
「“ごめんなさい。”の一言で許せると思う?」
『…えッ…と。。』
言葉に詰まった
「いつも約束を破って先生を困らせる綾には、そろそろお仕置きが必要だね。悪い事したら、ちゃんと罰は受けないとね」
ニコッと優しく笑う先生の顔が逆に怖さを引き立てた
「じゃないと、このまま約束を守れない大人になっちゃうからね」
