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先生…お願い。早く治して・・・

第21章 婚約者

宮田の父は、執事を派遣する会社を経営しており、宮田は小さな頃から執事としての英才教育を受けてきた。


その為、学生時代先輩執事に付添いレイナの家に行った事がそもそもの出会いだ。


一人っ子のレイナは宮田の事を執事としてではなく、兄の様に慕っていた。

レイナは小さな頃から身体が弱く、寝込んでいる日も多かった。

無力な自分…。

何かしてあげたい、守りたいという気持ちと同時に、宮田はいつしかレイナに恋をしていた。


しかし自分とレイナとの身分の差を理解していた。



叶わぬ恋だと…。



しかし、簡単に諦められない宮田は、レイナに相応しい男になろうと決意した。


レイナを守れる強い男に…

そして、

誰にも文句を言われない位の学歴と地位を…



そして、宮田は超有名大学の医学部に合格し


医師となった…

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