テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第25章 高梨の診察室、そして頑張ったご褒美…

薄いピンク色の壁に真っ白なデスクがあって、いかにも女性の為の診察室って感じがする。



そして、柔らかなウエーブのかかった栗色の髪は綺麗な顔の高梨先生によく似合っている


他の先生にはない、ふわりとした優しい感じ。女性が安心出来る、そんな雰囲気を持っている。


「座って。」



『あっ、はい………。』


先生は向かい合うように座った


あらたまって向かい合うと緊張する…


「ん? どうかした?」


『えっ?いや…、先生とこうやって向かい合うと、なんというか…緊張します』



「ははっ。そう?いつもと一緒だよ。」


先生はいつもの様に笑う












ストーリーメニュー

TOPTOPへ