テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第27章 いじめ…そして運命を変える決断

3年間まったく運動から遠ざかっていた為、思うように身体が動かない。


でも、走らなければ…

みずほちゃんの為にも…


そして、走ると決めた自分の為にも…。


ゴール近く、みずほちゃんの私を心配する顔と、懸命に応援してくれる顔を見て、私は最後の力を振り絞り走った。


結果、私はなんと88位でゴールした。


苦しくて苦しくて息が止まりそうだった



みずほは涙目で私の側にきた

「綾ちゃん、ありがとう。」


私は声が出ず、親指を上げグーと合図した


ストーリーメニュー

TOPTOPへ