
先生…お願い。早く治して・・・
第29章 最悪な健康診断
私が教室に着くなり、優奈といつも優奈にくっ付いてる2人が私の所にやってきた
優奈「ねぇ、昨日の先生達、知り合いなわけ?仲良さそうだったじゃん」
綾『………ちょっと知り合い…というか、私の主治医なだけで、仲なんて良い訳ない。』
優奈「そうは見えなかったけど?ねぇ〜紹介しなさいよ。何処の先生?」
綾『無理だよ。私、病院も医者も大嫌いだし、関わりたくない』
優奈「だったら、何処の病院か教えなさいよ。」
綾『別にいいけど、行くのは多分無理だと思う……私には良く分からないけど、普通には行けないらしいから。』
優奈「はぁ?何よソレ!」
綾『だから私には分からないって言ったでしょ。』
優奈「何よそれ、じゃぁ、何?あんたは特別なわけ?
そういえば、可愛い妹…とか言われてたわよね。どういう事?」
綾『いや…、あれは…先生達が勝手にそう呼んでいるだけで…』
優奈「もう良い!!あんたには頼らないわよ!今日、直接言うから良い!!!」
綾『え?直接って?』
「今日の健康診断の時に言うって事!」
優奈の脇にいる女子が、加勢する
