
先生…お願い。早く治して・・・
第9章 やっぱり、一人って不安
よく見れば、私の体の脇から管みたいなのも見えるし、、これはなんなのぉ〜??
一人パニック状態で考えてみたが無知な私には解決出来るわけもない。
顔だけ最大限に動かしてみた。
ベットの横を覗こうと思ったが、見えない…。。
そんな私を不思議そうに見ている人達が…。。
私が今いるICUの隣は医局になっていて、院長である石川先生以外の先生は常にここに待機している。
一番の特徴はICUとこの医局の境目はガラス張りで、常に患者さんの異変にも対応出来る体制となっている。
ということで、、、、
私のパニック状態は、私の知らない所で先生達に見られていた訳です(泣)
今まで担当医だった、ドSの司馬先生と、私はまだ会った事ないけど、5人の中では一番背が高く、ハンサムと噂の高梨先生に…
高梨先生はガラス越しに
「あの子が、進堂さんのお嬢さん?」
“ あ〜。” デスクに座り、見向きもせずに返事をする司馬……。。
「どうしたんだろ?なんかあったのかな?」
“ 何が?” ちょっと不機嫌そうな司馬
「ほら!見てみなよ」
その言葉に渋々と立ち上がる司馬。
“ …何やってんだ…、あいつ…。。”
「行ってあげなよ!」
“ もう、俺は担当じゃない!!担当は院長様なんだよ”
「 そんな事言わないでさっ。今までずっと担当だったじゃない!ほらっ」
高梨に無理やり押し出され、司馬はICUへと入っていった。
