テキストサイズ

先生…お願い。早く治して・・・

第44章 思わぬ訪問者…そして石川先生の覚悟……


パパがこの病院を訪れてから2日が経った


進堂先輩のお許しを貰ったとはいえ、いつもの日常と何ら変わる事は無かった…



そして、いつもの様に朝の回診が始まった



石川はいつもの様に綾の胸を丁寧に触診していく



「ったく…よくもまぁ毎日毎日泣けるな…。」


こうも毎日泣かれると正直、落ち込むより呆れる



『だってぇ〜、嫌なんだもん』


グスンと涙目で言い返す



「俺が…??」



『…お医者さんの時の先生は嫌っ…、痛いことばかりするんだもん』



結構本気で凹むわ〜



石川はフッと笑うと

「だから結局俺のこと嫌いなんでしょっ。そしてまた今日も更に嫌われるのかぁ〜」





『……??え?!』




「良い加減、今日は治療しないとな…」

先生はニコっと笑うと綾の頭をポンポンっと叩いた



『やだぁ〜しない〜』



「後で迎えに来る。それまで大人しくしてろよ」


そう言うと先生は私の嫌だという言葉を無視し出て行ってしまった…













ストーリーメニュー

TOPTOPへ