
先生…お願い。早く治して・・・
第54章 石川先生は私が他の先生に診られても平気なの?
“ごめんね、痛かったね。綾、お腹の奥まで炎症起こしてるから、洗浄して薬塗ってあげるから、後3分だけ頑張って…。”
高梨先生の少し申し訳なさそう声が聞こえる…
『もう中に入れるのヤダよ。痛いもん。』
石川先生は握った手を少し強く握って
「綾〜、大丈夫。直ぐ終わるから」
『だって本当に痛いんだよっ。』
半泣きで訴えたが
「だからやるんでしょ!」
ごもっとも過ぎる答えしか返ってこない。。。
『……だってぇ〜…』 グスン…
ふぅ〜
カーテン越しに微かに聞こえる石川先生の溜息…
と同時にカーテンが開けられた
『……。』
ヤバイ…怒られる…
脚を広げたままの私の真ん前には蜜部を見つめる高梨先生…そしてその隣には石川先生が…
…恥ずかし過ぎる…///。そして怖い…
カーテンが無いとこんなにも恥ずかしいの…?
たまらず目を逸らした
