
先生…お願い。早く治して・・・
第65章 先生との初デート
“もう少しでお料理出来るから、それまで楽にしてて〜”
そういうとお母さんはキッチンへ行った
「父さん、コレ。宮田君から。」
先生は宮田から預かった箱を父に渡した
“おっ!これはまた良いブランデーをくれたな”
院長先生は嬉しそうにニコニコしていた
そして、既に来ていた伸先生は、ソファーに腰掛けた私に
“綾ちゃん、その服凄く可愛いね。似合ってるよ。”
伸先生はニコッと笑った
こうも顔がソックリだと石川先生に褒められているみたいで、何だか嬉しかった
それにどんな顔をして会えば良いのか…
と不安だったけど、伸先生は何事も無かったかの様に振る舞ってくれてたお陰で、自然に振る舞えた
