
先生…お願い。早く治して・・・
第65章 先生との初デート
伸 : 「しかしさぁ〜本当、綾ちゃん可愛いよなぁ〜」
呑んでもいないのに、まるで酔っ払っているかの様に視線を向けしみじみと語る伸先生…
綾 : 『そ、そんな事…ありません…』
まじまじと見つめられ、恥ずかしさで視線を逸らした
伸 : 「 本当可愛いよ!ねぇ〜何で兄貴なの?俺の方が優しいよ。怒らないし、怖くないよ!」
石川先生 : 「伸!!」
先生のちょっと怒った視線と低い声がこだまする
伸 : 「ほらッ。すぐ怒る〜。冗談だよ冗談」
父 : 「全くお前らは…顔はそっくりなのに性格は本当に真逆だな。」
母 : 「本当に…!顔を合わせれば直ぐこうだもの。私は女の子が欲しくて欲しくてしょうがなかったんだけど、一気に双子が産まれてこの子達を育てるだけで精一杯で…。だから、玄から綾ちゃんを連れて来るって聞かされた時は嬉しくて〜。」
