
先生…お願い。早く治して・・・
第67章 石川先生との初デート♡ そして…
店内はセンスの良いネックレスやブレスレットが飾られ、見ているだけでも楽しかった。
どれもこれも可愛くて素敵で…しばらく目を輝かせながら見ていた
“今日は何かお探しですか?”
「えぇ〜、彼女に似合うネックレスでも…と思って。」
先生はニコっと微笑み、さらりとその店員に返した
“ そうですかぁ〜、どんな感じがお好みですか?”
急に店員に話を振られ、言葉につまる
『えっ…そんな、私、もらえないです。』
「良いから、俺がプレゼントしたいの。気に入った物ないの?」
『…どれもみんな素敵で……、でも…』
「ん?何?言ってみな!」
先生はいつもの優しい笑顔で聞いてくる
『私……先生と……先生とお揃いのが…欲しぃ…。』
先生は最後は消えそうな程の小さな声で、言い切った私の頭に手を置くと
「いいよ!じゃあ2人で付けれるもの選ぼうか!」
ニコッと笑う先生に綾も満面の笑みがこぼれた
