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先生…お願い。早く治して・・・

第73章 先生との約束はどうした?


電話を終えた宮田は病室へと戻った



“すみません、お嬢様。。”




綾は未だすすり泣いてはいたが、だいぶ落ち着いた様に見えた



“お嬢様?泣くのも耐力を消耗しますよ。もう大丈夫ですから、少しお休み下さい。”



『…ぅん。』



痛みと、恐怖心から中々寝付けない綾だったが、泣き疲れもあり、しばらくすると眠りについた




そして宮田も、綾が眠りについたのを確認すると、ベット脇のソファーに腰掛け目を閉じた。



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