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先生…お願い。早く治して・・・

第73章 先生との約束はどうした?




結局夕飯の後も石川先生は回診に回っては来なかった



もう21時…



宮田「お嬢様、いいんですか?このままで」





綾『…このまま寝たら、明日もっと痛くなる?』



不安気な顔で宮田を見つめ尋ねる




宮田「間違いなく、痛くなるでしょうね」




綾『……』





宮田「明日になったらかなり痛みが強くなるのは間違いありません。治療せず良くなる事はないのですから。
そうなったら明日は、どんなに嫌でも先生は無理矢理にでも治療するでしょうね。だったらそこまで痛くない今やった方が絶対に良と私は思いますが。。」




綾『………。。』





宮田「お嬢様?」




綾『……でも…。』





宮田「石川先生なら大丈夫です。誰よりも心配してお嬢様の事を想っているんですよ。」




綾は小さく頷いた










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