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FUTURE★DIARY〜未来日記〜

第6章 クローバーの日記帳

本当にありがとう。



まだ姿の見えない《あなた》に、どれだけ救われたか……。




何度ありがとうと伝えても足りないくらいだよ。






私……もう少し頑張って生きてみようかな?



手紙に勇気付けられた私は、もう少し頑張ってみようと思った。



とりあえず私は、まだこの日記帳を使うことは出来ない。


時期がくるまで、大切に保管しておこう。



私はお守りのように大事に日記帳を抱え、自分の部屋へと向かった。




そして、そっと引き出しの奥にしまった。



この日を境に、未来の身の周りで。



不思議なことが起こり始めるようになった……。

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