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離れられないふたり

第5章 覚醒する体

「嫌じゃないの?」

「はい…」


「もっとしてもいいってこと?」


「はい…」


「そう…なんだ…」

まことは笑みを浮かべる。
あいりから望んでもらえることが嬉しかった。


「あ…でも…わたしばかりなのがなんだか申し訳なくて…」

「それは別にいいよ。俺は木野さんが気持ち良かったらそれでいいんだから」


「でも…葉山さん…どっちも気持ちよくなきゃって言ってましたよね…?」


「言ったけど…、俺はいいよ。それとも…俺の触りたくなっちゃった…?」


「きゃ…っ!」


まことはあいりの小さな手を取ると、自らの前に導く。


「あっ…」


あいりは驚嘆の声を出してしまう。
ジーンズ越しでも分かるくらい、そこは堅くなっていた。


「いいよ、触っても」


まことは下着ごとジーンズを脱ぐと、あいりにすっかり堅くなった自らの肉棒を触らせる。


(あぁっ…すごく堅くて熱い…)


色白で細身なまことの身体にあるそれは、浅黒い色で太く、まるで別の生き物のようで、あいりが両手で包んでも先端がはみ出るほど長かった。
あいりはドキドキしながら、両手で扱きはじめる。


「…こんな感じがいいかな…」


そう言ってまことはあいりの手の上に自分の手を載せ、自分の心地よいやり方を教える。


「ご…ごめんなさい…」


「やり方なんて人それぞれでしょ、多分。もう少し力抜いてゆっくり触って」


「は…はい…」


ゆういちしか経験のないあいり。
ゆういちとの違いに戸惑いながら、まことに悦んでもらえることを願いつつ手を動かしていた。


「普段、手だけしてるの?」


「いえ…その…胸に挟んだりとか…口に入れる時もあります…」


「そうなんだ。口でして欲しいかも」


「あ…はい…」


まことにリクエストされ、あいりはおそるおそる肉棒に口を近づける。

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