テキストサイズ

サカっちゃうよね

第9章 電車で…

地元までは、2回乗り換えがある


2回目の乗り換えを終えると、快速で1時間の道のりだ



その電車に乗ると、帰宅途中の会社員で満車だった



さっきよりもギュウギュウで、掴まるところも無かった



扉が開いて人の流れがあった時、滝田さんが電車の端の接続部分の扉へ「ここならまだ楽でしょ」と、誘導してくれた



私は「ありがとう!」と笑顔で返し、向かい合ってるのもなんだかなと思って、横向になった


扉の部分は少し窪んでいて、その窪みに寄りかかり、私の左には扉、滝田さんは右にいる形だ






ストーリーメニュー

TOPTOPへ