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サカっちゃうよね

第12章 友達の家で…

さっそく家の中に入り、玄関の右横はトイレ、それを過ぎると台所があり、左は和室で、その奥にも和室があり、2DKの造りだった


その、奥の部屋に案内されると、ベッドやTVがある生活スペースになっていた


座ると、富美ちゃんがたちまち台所に行き、料理を持ってきてくれた


「あ、私なんか手伝う!」


「あ…じゃあ飲み物お願いします!」



素直に頼む富美ちゃんのおかげで、気を遣わずにいれて、すぐに私は溶け込む事が出来た




いくつかの美味しそうな手料理が小さいコタツテーブルの上に並び、飲み物を注ぐ



みんな片手に飲み物を持つと、大貴くんが乾杯をしようと声をあげた



「ーよし!乾杯すっか!…じゃあ、輝子ちゃんいらっしゃいのー」



するとそれを遮るように、富美ちゃんが言った



「えー!チョー普通!違うでしょ!ー龍平の遊び人卒業に乾杯!!」



『え?』


と、少し戸惑っていた私をよそに、龍平が反論する


「おい!遊び人って何だよ〜!ひでーなぁ」


「まぁまぁ!ー」



カツン!







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