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サカっちゃうよね

第20章 花火大会で…

晃史くんが後ろから包み込む体勢になり、私は晃史くんに体重を預ける


晃史くんは私を両腕で包み、私の右肩に顔を乗せていた


お酒を飲みながら、花火を見ながら、私は嬉しくて暖かい気持ちになっていた



ふと晃史くんの方を向き、キスをした



チュー



「ふふ…」



『あぁ…幸せだなぁ…』



好みのタイプの人に包まれながらキレイな花火を見るー



でも、【愛してはいけない人】


それは常に頭にあるー




心地よい気持ちを圧し殺し、ブレーキをかけるー



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