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サカっちゃうよね

第26章 陸橋の下、線路沿いで…

「そうなんだぁ!いいんじゃない?優しそうだよね!」


ちょっとドキっとしたが、あの雪山での事、BBQの事はバレていないし、大丈夫だろうと思った


ただ、バレたら……里花ちゃんは悲しむだろうし、私とも距離を置くだろうと思うと、絶対にバレたくない


里花ちゃんとは、親友とまではいかないが、これからも仲良くしていたい友達の1人だから




「そうだよね!瀧本さんとはちょっと違うタイプの優しい感じだよね!…今日、それとなく聞いてみよっかなぁ…どんなコがタイプか」


「うん、聞いてみなよ!確か彼女はずっと居ないって前に言ってたし」





そんな会話をした





9時近くなり、花火は終わってしまった


私たちはただの宴会を、そこで続けていた


お酒はまだたくさんある





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