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橙の傷

第8章 告白

えっ、待って。私、初対面だよね?あれ?

「おい。」

てか、この人名前なんだっけ。えーと、確か悪評高い人だよね。

「おい。」

んー、なんだっけなーーーんーーーーー。

パンっ!

「わぁっ!」

目の前で手を叩かれてはっとする。

金髪の彼は周りをギロリと威嚇して、皆はそそくさとその場から逃げるように足を速めた。

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