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橙の傷

第8章 告白

カランコロン…

「いらっしゃいませ。」

中には長い黒髪を後ろでくくった男の店員さん。

店内には四人掛けのテーブル席が二つと後はカウンター席だった。

店内も味のある木の内装でひとめで気に入った。

「隆じゃん。」

「よぉ。」

とても親しげな二人。

「なんだよ彼女?」

「ちげぇけど、好きな子。」

「ちょっ!」

とんでもない紹介に思わず赤面する。

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