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橙の傷

第8章 告白

「どこいくの?」

「アイス食べよう!暑くね?」

そう言ってつれていかれたのは住宅街の中にあるアイス屋さんだった。

「こんなとこあったんだ…。」

木の壁を緑の葉が覆って涼しげな外観。全体的に木の温もりを感じる。

「穴場だろ?入ろう!」

くいっと手を引かれて、ここまでずっと手を繋いでいたことに気づく。

…みんなに誤解されてそう。




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