君と僕の見ている風景
第8章 休業生活
ー潤sideー
医者「うん。順調ですね。赤ちゃん元気ですよ」
「良かった…」
翔「本当、よくて動いてる…」
年が開け、まだお正月気分が抜けない1月半ば。
俺と翔は定期検診の為に病院へと足を運んでいた。
エコーを見ながらホッと胸を撫で下ろした。
医者「もうすぐ蹴る様になりますよ。うん…性別、知りたい?」
翔「分かるんですか?」
「お願いします!」
医者「ほら、ここ。立派なの付いてるのが分かりますか?」
先生が画面を指差した。
「え…てことは…」
翔「………男の子…」
「………マジ…」
医者「これだけハッキリ映ってればほぼ間違いないでしょう」
翔「男の子…」
俺達は感動の余り、言葉を失った。
そして帰り道。
「男かぁ…」
翔「これでやっと服とか揃えられるね」
俺達は性別が分かった事への感動に浸っていた。
「だな…。そうだ!この先にモールあったよな?確か子供服の専門店入ってたと思うんだよな…」
翔「あ、行きたい!行く?」
「よし行こう!」
俺はアクセルを踏み、目的地まで車を走らせた。
「お腹大丈夫?」
翔「うん。ありがとう」
「確かこの先だったよなー…」
俺は翔を支える様に手を繋ぎながらゆっくりと歩いた。
良かった…平日だからそんなに混んでない。バレずにいけるかも。
翔「あ、あれじゃない?」
翔が奥を指差した。
「あーあれだ!」
俺達は真っ直ぐその店へと向かった。
翔「わー凄い可愛い…」
棚に並んだ沢山のベビー服やベビーグッズを見て翔は目をキラキラさせた。
「翔ごめん俺トイレ行ってくる」
翔「うん。俺見てるね」
「直ぐ戻るから」
俺は近くにあるトイレへと走った。
この時俺は、すれ違った数人の男が翔に気付いてコソコソ話してるのを気付かなかった。
医者「うん。順調ですね。赤ちゃん元気ですよ」
「良かった…」
翔「本当、よくて動いてる…」
年が開け、まだお正月気分が抜けない1月半ば。
俺と翔は定期検診の為に病院へと足を運んでいた。
エコーを見ながらホッと胸を撫で下ろした。
医者「もうすぐ蹴る様になりますよ。うん…性別、知りたい?」
翔「分かるんですか?」
「お願いします!」
医者「ほら、ここ。立派なの付いてるのが分かりますか?」
先生が画面を指差した。
「え…てことは…」
翔「………男の子…」
「………マジ…」
医者「これだけハッキリ映ってればほぼ間違いないでしょう」
翔「男の子…」
俺達は感動の余り、言葉を失った。
そして帰り道。
「男かぁ…」
翔「これでやっと服とか揃えられるね」
俺達は性別が分かった事への感動に浸っていた。
「だな…。そうだ!この先にモールあったよな?確か子供服の専門店入ってたと思うんだよな…」
翔「あ、行きたい!行く?」
「よし行こう!」
俺はアクセルを踏み、目的地まで車を走らせた。
「お腹大丈夫?」
翔「うん。ありがとう」
「確かこの先だったよなー…」
俺は翔を支える様に手を繋ぎながらゆっくりと歩いた。
良かった…平日だからそんなに混んでない。バレずにいけるかも。
翔「あ、あれじゃない?」
翔が奥を指差した。
「あーあれだ!」
俺達は真っ直ぐその店へと向かった。
翔「わー凄い可愛い…」
棚に並んだ沢山のベビー服やベビーグッズを見て翔は目をキラキラさせた。
「翔ごめん俺トイレ行ってくる」
翔「うん。俺見てるね」
「直ぐ戻るから」
俺は近くにあるトイレへと走った。
この時俺は、すれ違った数人の男が翔に気付いてコソコソ話してるのを気付かなかった。