Starlight Kiss
第12章 選択の時
雅紀父「家内から全部聞いてる。病気の事。そして君が…妹さんの為にやってきた事も」
「………はい…」
もしかしたら…その事で反対されるかもしれない。
でも反対されるのは…覚悟してる。
雅紀父「これからも…そういう仕事を?」
「………お金が…必要です。だから…出来ればそういう仕事をやりたいと思います。お金が貯まるまでもう少し…」
雅紀父「そうか…」
雅紀「父ちゃん…」
雅紀「これを使いなさい」
そしてお義父さんが…テーブルの上に何かを差し出した。
「え…」
雅紀「これ…通帳…?」
雅紀父「これを治療費に当てるといい」
雅紀「ち、ちょっと待って…」
雅紀が戸惑いながらも通帳を取り開いた。
「な…!」
雅紀「ど、どうしたんだよこんな額!?」
それは…余裕で残りの治療費を補える程の金額が…写し出されていた。
雅紀父「お前と祐輔の将来の為にと産まれた時から貯めていたんだ。祐輔も使っていいと言ってくれた」
「そんな…こんな大金」
雅紀「受け取れないよこんな金額…」
雅紀母「じゃああなたはまた翔くんに身体で稼がせるつもりなの?」
雅紀「それは…」
雅紀父「お前達…いいか?今1番に考えなきゃいけないのは何だ?あの子の治療じゃないのか?」
「………」
雅紀父「治療が遅れれば遅れるだけ…あの子の命は削られるんじゃないか」
雅紀「………」
雅紀父「………翔くん」
お義父さんが俺を見つめる。
「………はい…」
雅紀父「家内が言ってたよ。あの子は間違いないって。きっと雅紀の素敵なパートナーになるって。だから私もこのお金を渡そうと決めたんだ。君はもう…いわゆる雅紀の奥さんだろ?君の妹の舞ちゃんも…孫みたいなもんだ。だったら…いくらでも協力する。家族なんだから」
「………お父さん…」
雅紀「………父ちゃん…ありがとう…ありがとうございます…」
雅紀が泣きながらお義父さんに頭を下げる。
俺は…本当に何て最高のパートナーを見つけたんだろう。
雅紀だけじゃない。家族も…最高の人達。
最高の人達に囲まれて…雅紀は最高の男になったんだ。
「ありがとう…ございます!」
俺も雅紀と一緒に両親に頭を下げた。
「………はい…」
もしかしたら…その事で反対されるかもしれない。
でも反対されるのは…覚悟してる。
雅紀父「これからも…そういう仕事を?」
「………お金が…必要です。だから…出来ればそういう仕事をやりたいと思います。お金が貯まるまでもう少し…」
雅紀父「そうか…」
雅紀「父ちゃん…」
雅紀「これを使いなさい」
そしてお義父さんが…テーブルの上に何かを差し出した。
「え…」
雅紀「これ…通帳…?」
雅紀父「これを治療費に当てるといい」
雅紀「ち、ちょっと待って…」
雅紀が戸惑いながらも通帳を取り開いた。
「な…!」
雅紀「ど、どうしたんだよこんな額!?」
それは…余裕で残りの治療費を補える程の金額が…写し出されていた。
雅紀父「お前と祐輔の将来の為にと産まれた時から貯めていたんだ。祐輔も使っていいと言ってくれた」
「そんな…こんな大金」
雅紀「受け取れないよこんな金額…」
雅紀母「じゃああなたはまた翔くんに身体で稼がせるつもりなの?」
雅紀「それは…」
雅紀父「お前達…いいか?今1番に考えなきゃいけないのは何だ?あの子の治療じゃないのか?」
「………」
雅紀父「治療が遅れれば遅れるだけ…あの子の命は削られるんじゃないか」
雅紀「………」
雅紀父「………翔くん」
お義父さんが俺を見つめる。
「………はい…」
雅紀父「家内が言ってたよ。あの子は間違いないって。きっと雅紀の素敵なパートナーになるって。だから私もこのお金を渡そうと決めたんだ。君はもう…いわゆる雅紀の奥さんだろ?君の妹の舞ちゃんも…孫みたいなもんだ。だったら…いくらでも協力する。家族なんだから」
「………お父さん…」
雅紀「………父ちゃん…ありがとう…ありがとうございます…」
雅紀が泣きながらお義父さんに頭を下げる。
俺は…本当に何て最高のパートナーを見つけたんだろう。
雅紀だけじゃない。家族も…最高の人達。
最高の人達に囲まれて…雅紀は最高の男になったんだ。
「ありがとう…ございます!」
俺も雅紀と一緒に両親に頭を下げた。