
いつまでもここに居て
第1章 One more chance?[21,31]
…相変わらず元気な雅紀に仕事の疲れも吹っ飛んでしまうようだ。
今日の仕事は終わった。あとは雅紀の相談を聞いたら、真っ直ぐ愛しいあの人の家に帰ろう。
そう思いながら、俺は仕事の疲れをビールで一気に飲み干した。
しばらくして。
雅紀はいつまでも相談をしてこなかった。
「なあ…またビール頼むわけ?」
「うん!久々に飲んだら美味しくてさ〜!!翔ちゃんも飲もうよ!」
「ま、まあ、雅紀のおごりって言うから飲むけどさ、雅紀相談あるんでしょ?」
遠まわしに聞く。
「あ、まーね。けっ、けど、今じゃなくて大丈夫なんだ…とりあえず飲んでからで良いから!おねーさーん!ビール二つね!」
「ならいいけど…」
雅紀がグイと飲み干す姿を酔いの回った俺はぼーっと見ていた。
雅紀のビールと俺の飲んでいたビールの色が少し違うと思ったのだが、それは酔いのせいだと思う。
疲れてんのかな…
今日の仕事は終わった。あとは雅紀の相談を聞いたら、真っ直ぐ愛しいあの人の家に帰ろう。
そう思いながら、俺は仕事の疲れをビールで一気に飲み干した。
しばらくして。
雅紀はいつまでも相談をしてこなかった。
「なあ…またビール頼むわけ?」
「うん!久々に飲んだら美味しくてさ〜!!翔ちゃんも飲もうよ!」
「ま、まあ、雅紀のおごりって言うから飲むけどさ、雅紀相談あるんでしょ?」
遠まわしに聞く。
「あ、まーね。けっ、けど、今じゃなくて大丈夫なんだ…とりあえず飲んでからで良いから!おねーさーん!ビール二つね!」
「ならいいけど…」
雅紀がグイと飲み干す姿を酔いの回った俺はぼーっと見ていた。
雅紀のビールと俺の飲んでいたビールの色が少し違うと思ったのだが、それは酔いのせいだと思う。
疲れてんのかな…
