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ねがい*ごと

第5章 素直になれなくて


「私寄る所があるから、もう行くわ…」


「どこ?」

「…トイ○らスよ。友達の子どもにプレゼントしたくて」


「ふ〜ん。じゃあ俺もつきあっていい?」

「えっ」


「どっちみちマンションまで亜沙美を送るつもりだったから」

「…」


真夜中に会う、少女のためのおもちゃだとは
とても優矢には説明出来なかった……。

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