俺氏、捨て子を拾いました
第5章 今日は何する? 息をする
「またきてYO★ 待ってるZE★」
店からやっと出た俺とふたばちゃん。フレッシュ魁は店を出た俺たちを見送るように手を振っている。
もう絶対来ない。何が140000だ。死ね。詐欺師。ワンクリックか。
「ありがとでした!! アフロさん!!」
俺は挨拶するふたばちゃんの手を握り、早足でその場から去る。
ふたばちゃん、めっ!! あんな汚物に挨拶してたらふたばちゃんまで汚物になっちゃうわ!!
「やりましたね!! タツミールさん!! 私もこれでイケイケ女子ですよ!!」
「A★HA★HA!! それは簡単なイケイケ女子でよかったね!! それはそうとタツミールとか言わないでね、反吐が出そうになるから」
その日はもう帰った。その後俺はストレスで3日ほど寝込んだ。
毎晩のようにアフロに押しつぶされて圧死する夢を見た。
俺はぐっすり眠るふたばちゃんを尻目に毎晩のよう咽び泣いていたのであった。
タツミール BAD★END