俺氏、捨て子を拾いました
第7章 みつばじゃないよ、ふたばだよ
……………………
「だぁああああぁ……づがれだ……死ぬ……死ぬ死ぬ……」
3日目の仕事を終えてようやく帰宅の俺。日に日に仕事時間が長くなっていく俺はもうストライキを起こしそう。立ち上がれニート共、共に暴動を起こそう。
こんな疲れた日には、マイスイートルームにいるマイスイートハニーことマイスイートふたばちゃんに慰めてもらうおっおっおwwww
もうスイートだらけすぎて俺の心は虫歯不可避wwwwwwww甘さに蝕まれていくwwwwwwwwうっまwwwwwwww俺うっまwwwwwwww韻踏みまくっとるがなwwwwwwwwラッパーかwwwwwwwヨ-チェケチェケwwwwwwww
俺は部屋の扉を開けて中に入る。
「ただいまー」
と、すぐに違和感に気づく。いつもはついているはずの電気がついていない。返事もない。
……ふたばちゃん? あれ? いないの?
俺は部屋の電気をすぐに点ける。
「……なんだ……寝てるのか……」
部屋には、もうすでにご就寝の大天使ふたばちゃんがお布団の中でスヤスヤ寝ていた。
と……暗くて見えなかったが、何かパソコン台の上に何か丸い球体が2つ乗っている。
「え……何これ……」
泥団子……? え? 何これ晩飯?
死ねと? 辰海死ねと?
……
ふたば様の仰せのままにぃいいいいwwwwwwwwwwww
「カップ麺食べてうんこして寝よ」
俺は。何も言わず、ふたばちゃんのいつにもまして幸せそうな寝顔をおかずにラーメンをすすり食っていた。