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淫乱なあの子

第3章 ヤンデレ幼馴染


柊は世にいうヤンデレというもので一方的にあたしを縛りつけ、その狂気的な独占欲をあたしにぶつけてくる。


「…柊!いるんでしょ!?」


大声で叫ぶと遠くの方から足音が聞こえてくる


勢いよく開いたドアから身を出したのは彼の真っ黒な心を表したかのような色の髪を目元まで伸ばしきった柊だった。


「みこ、起きたんだ」


「……笑ってないで、この手錠を取って」


あたしは先生のせいで疲れてるのに…


「嫌だよ」

「いい加減にして、怒るわよ」

「怒る?…怒るのは俺だよッ!!!また、他の奴等とヤってきたんだろ!?なんで俺以外の奴に!!」


カッと目を見開いて我を失ったように怒鳴る柊

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